2013年4月29日月曜日

Jawbone UP を1週間使ってみた。

 4/20に日本でも発売の開始されたライフログリストバンド「UP by Jawbone」(以下UP)を使い始めて一週間が経ちました。
「当日に店行って在庫あったら買いますよ~」なんて周りに言ってたものの、いざ発売日になると欲しくてたまらなくなってヨドバシのサイトで店舗受け取り予約するという気合の入りよう。


 さて私、根が不精のくせに生活の記録は付けたいなどと都合のいいことを前から考えてまして
、今までも、毎日の体重と摂取&消費カロリーを記録できるウェブサイトで生活の記録などをつけてみたり日記代わりに毎日twitterに何か投稿しようとしてみたり、いろいろと挑戦してみたんですが根が不精なので二週間も続けばいいほうでした。


 twitterで日記なんて、その日あった一番印象深いことなんかを140文字以内で発言すればいいだけの超お手軽システムなのに、10日くらいしか続かなかったです。
例えば昨日は、一人暮らしするようになって初めてシャンプーとリンスを別で買って使ってみたらびっくりするくらい髪がいい匂い&サラサラになって感動したので、そのことを「パンテーンで髪さらさらなう」とか書けばよかったものを、その14文字が面倒臭くて髪乾かして寝ました。

摂取カロリーの記録ははじめのうちは楽しかったんですが、つけ始めて4日目くらいに居酒屋で飲んだのを最後に全く記録しなくなってしまいました。10何品目を3口づつくらい食べたんだけどそんなんどうやって記録するんねんと。
実際つけてる人どうしてるんだろう。

そんな不精の私でも、UPは一週間続いてます。
なんでかって?
だってこれは腕に付けとくだけで、歩数と睡眠時間を記録してくれるんですもの。
防水なのでシャワーもそのまま浴びれるし(お風呂は保証対象外) 。

UPをどうやって使うかは、たくさんそういうサイトがあるのでここでは置いとくとして、一週間使ってみた感想をつらつらと書いてみたいと思います。


■いいとこ

・なんといっても(ほぼ)完全自動。
 初期設定が終わったあとは手首につけとくだけで歩数を記録してくれます。
 ただし、睡眠時間を記録するには、本体のボタンを長押して「おやすみモード」にしておく必要がある。
 と言ってもボタン長押しだけなので不精の私でも大丈夫。
 どこかのブログに、この長押しが面倒とか書いてあったの見たけど、そんな不精でよく生きていけるな、と感心しました。 息するの面倒くさくならないのかな。

・睡眠時間の記録がめちゃ細かい。
 睡眠時間を記録するのはiPhoneのアプリなどでもたくさんありますが、UPの記録はとにかく細かいです。特に、布団に入った時間(=ボタンを長押しした時間) とは別に、実際に寝入った時間が記録されるのがすごい。
 夜中にトイレに起きた時間や、不意に目が覚めて2度寝するまでの間などは睡眠時間に含まれないので、布団に入ってから出るまでの時間と実際の睡眠時間が別に記録されていて、見てて面白いです。
 さらに、このデータから所有者の睡眠パターンを分析して、最適な昼寝時間を決めてくれる「パワーナップ」という機能もあります。
  
・トレーニングなどを別途記録可能。
 ジムに行ったりジョギングなどする場合に、そのトレーニング結果を歩数記録とは別に記録しておける「ストップウォッチモード」っていうのがあります。
 トレーニング専門の機能ではないので、トレーニングを特にしてない私はギターの練習や部屋の掃除に使った時間などの記録として使ってます。
 でもこんな風に記録を残せるなら、何かトレーニングしてみてもいいかも。。。と思わせる素晴らしい機能です。


次に、ちょっと気になるとこです。


■気になるとこ

・実際の歩数より多く記録される。
おいおいおいと思われた方も多いと思いますが、かなり正確なiPhoneアプリの万歩計と比べて1.3~1.5倍くらい多めに歩数が記録されてます。
シャワー浴びた後など、ものすごく歩いたことになってるので、歩数が多めというよりは、歩いてない時の手の動きも歩数としてカウントされてると言ったほうがいいかもです。
 ただ、アイドルアラームといって一定時間動かなかった時に知らせてくれる機能のほうは割と正確に動いてます。
それに、同じようなガジェットであるfitbitの歩数計とはあまり変わらないという話もあって、よくわかりません。
まぁ多分、私の歩き方がアメリカ人と全然違うんでしょう。


・スヌーズがない。
UPの目覚まし機能は、セットしたアラーム時刻までの数十分の間の眠りの浅い時を見計らって本体が振動して起こしてくれるという、今流行りの動作をします。
で、本体のボタンを押せば振動が止まるんですが、その後はもう2度と震えません。
アラームを止めた後2度寝してしまったらもう終わりです。
せめて、アラーム時刻より前に止めた場合は、アラーム時刻に再度本体が震えるようにして欲しい・・・

と、一週間使ってみての感想はこんなものでしょうか。



よく言われている、キャップを無くしやすそう、というのは私はあまり感じません。
キャップは結構固く付いてて普通に使ってる分には簡単には外れないです。歩きながらiPhoneと繋ぐためにキャップ外したら手が滑ってなくした、とか言うと話は別だけどそれは本人のせいだしね。

 そうそう、、気になるとこに「アラームの時間を変更するのがめんどくさい」と書こうと思ったんですがやめました。
なぜならUPは、規則正しい生活をさせるためのガジェットだからです。
飲み会で遅くなって明日は遅く起きたいけどいちいちiPhoneに繋いで時刻変更するのめんどくせーんだよ!と思ったんですが、それは規則正しい生活のために早めに飲み会を切り上げなかった自分が悪いだけです。


 (ほぼ)全自動でライフログの取れるUP、 結構気に入ってます。
13800円とわりと高いものですが、 ほっとくだけで生活を記録できるので、不精なくせに生活の記録は残したいとかいう倒錯した人にはいいかもしれないですよ。