道に迷って待ち合わせに遅れそうなときにgoogle map立ち上げたら30秒くらい固まった挙句リブートしたときは叩き割ってドブに投げ捨ててやろうかと思いました(薄いので割ったら気持ちよさそう♪)
捨てなくてよかった。
root取ってからオークションで売っぱらおうとも思ってたんですが、せっかくのandroidだし、なにか使い道はないかと考えておったんですが、ふと、PCのサブモニタにできんかと思い立ちました。
以前住んでた部屋ではPCモニタは2枚使ってました。意味わからないかもしれないですが、これは非常に便利で、一度やってしまうと簡単には1枚には戻れません。
教科書サイト見ながらお勉強したり、使い方サイト見ながらアプリ使えるし、攻略サイト見ながらゲームできるし。
ところが今の家はPCデスクをおかずに、部屋の37インチのTVをモニタにしているので、ケーブルやら配置の関係で1枚に泣く泣く戻ったんですね。
でも37インチで結構でかいので(大きさだけなら2枚の時よりでかい)、なんちゃって2画面的な使い方をしてたんですが、やっぱり2画面の便利さにはかなわん。
特に、PCの稼動状態を表示するガジェットは、ウィンドウに埋もれると見えなくなるしかといって手前に表示すると邪魔だしで、サブモニタに置いてあるのが非常に居心地いいわけです。
で、余ってるこのクソMediasをサブモニタにできるアプリがあればよいな、と。
しかも無線で、さらに無料ならいうことないな、と。
そんな都合のええもん見つかるかいと思いながらも「android 無線 PC サブモニタ」なんてキーワードで検索かけたら、びっくりするほど完全にこのニーズを満たすアプリを見つけました。
その名も「komado」
イカス名前じゃないですか。
androidやiPhone/iPadを、無線LAN経由でPCの2枚目以降のディスプレイにしてしまえるという、素晴らしいアプリで、そしてなんと無料!
すごいなこの会社。アプトさんっていうんですね。
こんな高機能なアプリを無料で配布しても開発コストって回収できるもんなんですねぇ。
さてあまり興味のない方には、お前は何をもりあがっとるんだとそろそろ言われそうなので 写真を見て頂きましょう。
テレビの下にあるクソMediasに、iTunesの画面の続きが写っているのがおかわりだろうか?
アップしてみます。
どうです?androidフォンが完全にPCのサブモニタになってます。
これ無線で動いとるんです。
そして無料なんです。
凄すぎないですかこれ。どないなっとんねん。
スマホなんで画面が小さく、以前のようにメーラーを常時起動してたりは出来ないですが、ガジェットがメインモニタ外に表示できるのでそれだけで非常に便利です。
文字も小さくなるけど十分読めるので以前のような使いかたもばっちり。
難点を無理やり挙げるとすれば、
1.スマホ側の画面をワイドの解像度にできない。
現状640x480で使ってます。
2.反応が結構遅いので動画を表示させるのはちょっとしんどい(コマ送りになる)
くらいですかねぇ。。。
設定もこれまた異常に簡単で、 komadoのページからwindows用のアプリをダウンロードしてセットアップ。
64bitアプリなのがまた嬉しい。
androidはgoogle playから「komado」をインストールするだけ。
PC側でandroid側の解像度を指定して、android側アプリでPCのアドレスを指定すればOK。
PCの画面が一瞬ブラックアウトして、その後すぐにサブモニタとして使えるようになります。
mistelとかいうドライバを使わないとwindowsでaeroが止まって不細工になるのでmistelを使いたいところです。
たったこれだけで、PCが2画面で使えます。
ベッドサイドでホコリをかぶっていたクソMediasは、今日からキーボードの前に毎日置かれる存在となりました。
そいやauのiPhoneに乗り換えるときに、違約金払ってすぐdomoco解約するか、解約月まで待つか悩んだ際、両親がdocomoなので無料通話できるしという理由で月1000円で維持することに決め、「電話は前の番号にかけてね」なんて言ったものの、普段全く使わないので充電されてないことが多く、親からは電話よりもメールで連絡が来ることが多かったんですが、今日からはちゃんと電話に出てあげられそうです。
親と子の絆をつなぐアプリ、それがkomado。素晴らしいです。
ところでgoogle playのレビューを見ていると、ミラーリングしか出来ない可哀想な方もたくさんいらっしゃるようです。
ミラーリングはさすがに自宅用途ではあまり意味がないですね 。
うちは、win7/64bitのグラボがHD5770、android2.3で快調に動いております。
ちなみに無線LAN経由で動くので、Windows側で ファイアーウォールを有効にしている場合は穴あけが必要です。
うちは環境が悪いのか、自動で許可されなかった上にブロック通知も出てくれなかったので、例によってwiresharkでキャプチャしてポートを見つけました。
受信側TCP/53453
送信側UDP/53453
をオープンしておく必要があります。
↑FAQにポート書いてありました。テヘ。
こないだのAppleTVと違ってPCのIPアドレスは指定できるので、ルータ越しでも上記ポリシー的なものを開けておけばOKなはず。
それから、アプトさんのFAQにある方法では穴あけできなかったです。
windowsファイアーウォールの「windowsファイアーウォールを介したプログラムまたは機能を許可する」>「設定の変更」 はボタンがグレーアウトして押せませんでした。
押せるようにする方法はあるみたいですがポリシーエディタとか面倒臭い言葉がたくさんできてきたんでポート穴あけで済ましちゃいました。
とにかく今日は素晴らしいアプリに出会えて幸せな気分です。
19時から午前3時まで仕事なんですが、がんばれそうです。